プロジェクト連絡会議ワーキンググループ

投稿頂いたご意見ご意見のまとめ

プロジェクト連絡会議WG(ワーキンググループ)
→ 海水を浴びた崩壊家屋の燃料化WG
NO1. 11.04.26 sano様

【海浸木材の燃焼、の問題点】

*[有機物+塩水]燃焼でダイオキシン(dxn)発生問題は?
小型炉排出規制値<5ng-TEQ/Nm3、に対応する 許容塩素限度はいくら?と調べました。
・・・ところが何と Cl濃度とdxn生成との比例性は「ある」「ない」報告が入り乱れる。
300~700℃域内でdxn生成、800℃以上で分解、ということだけは明確だが。
*常識としては落葉(Cl約0.1%)などなら無害レベル、とするか。
*実験ではCl<0.01%ならば、さすがにdxn発生極度に低いが、0.4%以上ではdxnは甚だしいばらつき(国環研,2003)。
海水(NaCl≒3.3%)が付着した木のClが、一桁下,0.3%前後とすると、ちょうど中間濃度のdxnばらつき激化域に入るところ。
なので、塩分低減目標値をどう決めるか、自体が難題。

→ 復興事業体の検討WG
NO2. 11.04.21 匿名

崩壊したガレキ・廃材にも所有権があるので、 これらをスムーズに利用できる仕組みづくりも必要。

NO1. 11.04.20 匿名

崩壊家屋(木材)を原料とするバイオエタノールの製造プラントを、被災地の近くに作るのが良いと思う。 建築廃材からエタノールを製造するプロセスは既に実用段階にある(NEDOのプロジェクトによるもの)。 現地での雇用も生まれる。

参考書籍:「バイオ液体燃料」,(株)エヌ・ティー・エス,(2007).

→ 植物によ る土壌の浄化機能=ファイトレメディエーション活用WG
NO1. 11.04.27 匿名(岡山)

「燃焼灰のリサイクル有効利用」など、影の部分も考えなければと思っています。
なお、クリーニングクロップとしては、やはり「ソルガム」が一番でしょう。
セイタカダカアワダチソウ等も候補になるのでは。バイオマスとして。
土、水、肥料それに光エネルギー、この4本柱が農業には必要なので、この観点から農学の領域は具体的に何ができるか考え、提言していきたい。

→ その他
NO1. 11.04.18 匿名

今はまだ現地へ入り込むのが難しい状況であるが、現地調査を実施したい。

さんさんコンソで現地調査をする場合、チーム編成して、役割分担を決めて実施すると良い。

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大学や専門家集団の技術課題・支援事項
→ 簡易脱塩処理技術の評価
NO1. 11.04.26 sano様

【脱塩は3方法で】

「災害廃棄物分別処理戦略マニュアル~東日本震災・・」
4/4公表、では、Clが沁み込む厚さ=1cm以内、とか80mm 雨ざらしで半減できる、とか有用な実用情報が多く、 実用脱塩には、(1)野ざらし、(2)池漬け、(3)川漬け;が有力。
それを各木材 or チップに。
→脱塩実験が必要;でも 「暫定・脱塩目標値」を設定しないと前へ進めないのでは。

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→ バイオマス燃料の高度活用の検討
NO2. 11.04.21 匿名(東京)

私どもはバイオマス燃料の研究を行っており、麦わらなどを原材料にした発生炉ガス(プロデューサーガス:COと水素の混合ガス)で天然ガスエンジンを回すための研究をしたことがあります。

今回、神奈川中央交通から代燃車を借りる事が出来そうです。

がれき由来のバイオマスチップの活用方策として、自動車用途を検討してみたいと考えています。故きを温ね新しきを知る、です。

出来れば、被災地の石巻専修大学と一緒に行いたいのですが、まだ閉校中のようなので落ち着いた頃、訪ねてみたいと考えています。

NO1. 11.04.19 吉野千本桜(岡山県)

もう10年以上前ですが、フィンランドの森林系バイオマス発電所を訪問しました。

電気出力は17.2MW、熱出力は48MWですが、人口約2万人の街(Forssa)で経済的に成立していました。年間の電力供給量は136GWh、熱供給量は155GWhでした。
街は林業が盛んで、林地残材、間伐材、製材屑などを燃料とし、燃焼灰は土壌改良材として処理されていました。

今回の震災復興に関連し、瓦礫の処理事業は沿岸部で行われると思いますが、バイオマスを活用する発電所を建設する場合は、山間部と平野部の中間に建設されるべきです。

あくまで林業の一部として発電所を設置し、周辺の住宅あるいは事業所への熱供給(暖房・給湯や乾燥の熱源)を行うことで、採算性を確保する事が良いと思います。すでに形成された街に発電所を建設することは、熱供給配管の設置が高コストとなるので、露天工事での配管埋設が可能である事が重要です。

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→ バイオマスチップ、バイオマスペレット以外の燃料化技術
NO1. 11.04.25 井上様(岡山)

山陽新聞で大震災の復興計画作成についての記事を見て、ガレキの処理に関して私の案を参考にしてください。

まず木炭にする案です。
戦時古家を木炭にし、供出したこともありますし、寒い時、炭の利用は喜ばれると思います。

但し、家の柱だけ。相当の量ですから近県からトラックで持ち帰らせて炭にすること。
雇用については、人材を募集すれば、経験者はいると考えます。

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→ 植物による土壌の浄化機能=ファイトレメディエーション活用
NO1. 11.04.17 匿名

東日本大震災の復興支援として、汚染土壌(ヘドロ、塩水、放射性物 質、・・・)の回復に、いわゆる「ファイトレメディエーション」が使えないか? もし、汚染物質吸収に有効な植物を植えることができれば、これらの実あるいはセルロースから、バイオフューエルを創り出せます。

汚染修復の一定期間、国、あるいは電力会社は、この土地を借用し、彼らの経営の下に土壌汚染回復農業を行う構想。

一定期間の土壌汚染回復農業が終了したら、畑や田圃を本来の持ち主に返却し、昔と同じ食料基地として活躍頂くのです。

一定期間中、本来の地主さんは、雇用者として賃金を獲得するで、一石三鳥です。 この観点からの可能性を、関係者の皆様方にて是非とも検討頂きたく思います。

NO10. 11.04.19 匿名

農水省ホームページからの紹介です。

塩害を受けた農地の修復に付いて、添付の資料がありましたので紹介します。pdf
内容的に、新規なものは有りませんが、原則的な理解を行うのに適しています。

放射性物質による被害を受けた野菜類の廃棄処分方法についての農水省指針です。

・すき込み及び焼却は望ましくない。
・すでに刈り取ったものは1箇所に集めて保管する(ただし、稲の作付制限地域以外に限る)。
・まだ刈り取っていないものは、、すき込みをせずに、刈り取りをしてから、耕うん等の農作業を行っても差し支えない。
・かかる作業は、原則として、原子力発電所からの放射性物質の放出が終息し、放射性物質の飛散状況が明らかになるまで継続する。

NO9. 11.04.19 匿名(東京都)

放射性物質による汚染に付いて

・農地の土壌汚染は当初は表層2~3cmの深さに留まる。

よって、方法として次の2つがある。

・土壌を30cm程度プレスし、その上に新しい土を盛る。
・表層土を10cm程度鋤き取る
・菜の花を植えることで、水溶性の放射性物質を3%程度低減できる。
→バイオ燃料等への転用実績がチェルノブイリで有り。
・くわ等で掘り返すのは、表層の汚染を地下に広げることになるので注意。
・福島で津波をかぶっていない放射性物質の汚染農地などで試験的に実証するのが順序かも知れません。


ヘドロ汚染、塩害による汚染について

・海側に近い、下がドロドロの沼地のような津波被害地帯の場合、ヤナギに限らず、様々な除染可能性のある植物を、試験農場的に実施してみる、というのがよろしいのではないでしょうか。
・但し、再度のM8余震と津波の可能性は否定できないので、慎重に。

NO2. 11.04.18 北海道匿名

北大で、草本バイオマス、ミスカンサス(ススキ)のバイオマス研究を行っている者です。

ヤナギといえど農地に植えるのは農家には抵抗があります。ヨーロッパでは遊休農地に植えているケースもありますが。

水田には、稲を栽培してバイオエタノールがいいかもしれません。
ナタネのBDFも受けいれやすいかもしれません。

確かロシアのチャルノブイの汚染地に、日本のNPOがナタネを栽培していました。 手前味噌ですが、バイオマスが多いミスカンサス(ススキ)を栽培し、直接燃焼ないしペレットによる小規模バイオマス利用体系が現実的と思います。 土地はしばらく利用できないので、農業はいわゆる植物工場による水耕栽培とし、そのエネルギーにバイオマス燃料からの温水を利用するというのが、 地域経済を考えればいいのではと思います。

ススキは、その後、耕せば元の農地に戻るところが、ヤナギとの比較でメリットです。
一番のメリットは耕作を放棄しただけでススキ植生にもなるので、栽培管理は低コストですみます。
「ファイトレメディエーション」について、ススキでも青々している時期に刈り取りを行えば効果は大きいですが、そのまま越冬させ、よく枯れた状態にするとまた土壌へ戻ってしまうのではと思いますので、いずれにせよ、研究は必要だろうとは思っています。

青々しているより畑で枯らした方が、ペレット作成などのコストは削減になります。
刈り取り時期の検討が必要でしょう。

NO3. 11.04.18 匿名

ヤナギについて、ファイトレメディエーションの可能性について。 窒素汚染の浄化方法としては、国内外でヤナギが使われていますので、有効と想われます。

ヤナギの短伐期栽培では、潅水と施肥をかねて、農業廃水が使われている例が、国外であります。
国内でも、秋田県立大学による八郎潟の水質浄化の取り組みが進行中です。 海水をかぶった土壌の塩分の除去に有効かと聞かれれば、それは情報をもっていません。

ただ、煙害に比較的強いとはいわれていますが、そういう観点ですと、ニセアカシアやエノキなどがあります。
ポプラなどのヤナギの仲間も煙害に比較的強いようです。
ちなみに、ニセアカシアは、ヤナギに匹敵する成長力があり、かつ燃料としての質もヤナギよりも高いことがわかりました。

ただ、国内では、外来種として警戒されていまして、この提案をいくつかのファンドにしましたら、拒絶されましたが、乾燥にも強く、空気中の窒素を栄養にできるたくましさは、足尾銅山以来、日本の荒廃地を救ってきましたので、非常時では検討の余地があります。

【参考文献】 ニセアカシアのエネルギー資源としての利活用に関する基礎研究
(平成21年度 日本太陽エネルギー学会・日本風力エネルギー協会 合同研究発表会)

ヤナギは、一部では「スーパーツリー」といわれていますが、煙害に対する対応力など関心がありますが、幅広い専門家や研究者からの情報が寄せられることを期待しています。

NO4. 11.04.18 匿名

もちろん放射性物質で汚染した土壌の修復ではファイトレメディエーションは効果的な手段の一つとして以前から期待されています。

確か1998年に理化学研究所で開催された原研と放医研合同のクロスオーバー・シンポジウムではそれに関する報告が中心テーマでした。

チェルノブイリ原発事故を例にした様々な研究があります。
私は植物を使った水循環の管理という視点で報告しました。

NO5. 11.04.18 匿名

お世話になります。リスク削減の観点から土壌処理のロードマップを作っていましたが、放射性金属はイオンで存在しているでしょうか?電解処理など いろいろあると思いますが、たぶん、とてつもない費用がかかる気がします。

ゼネコンなどが、土壌改良をやっていますので、そちらの方に伺うことが よろしいかと思います。
一方で、半減期が早いものは、そのままで時間が解決するような気がしますが、長いものについては、ある程度処理が必要です。ゼオライトが利くのは、イオン交換型であり、今の処理を誰が言い出したのか?疑問です。

そこで、調べていただきたいのは、散布剤はないでしょ うか?ホウ酸とか?少しづつ、時間を置いて蒔くのがいいと思いますが?そのような散布剤があるかわかりません。

場合によっては、酸性、塩基性の土壌になって、田畑が使えなくなるかもしれません?単に、小職の感覚です。今の感じですと、コストがかかるし、処理できるかわからない状況ですので、そのままにしておく気ではないでしょうか?

NO6. 11.04.18 匿名

ファイトレメディエーション(植物の場合はこう呼ぶ)に関する、ヤナギ、ニセアカシア、には、その効果が一部確認されているようです。

ひとつ文献を紹介します。 pdf

塩害については、温室レベルで試験してみたいと思います。 どういう樹種のヤナギにそのような能力があるのか、興味深いです。

NO7. 11.04.18 匿名

[ご質問: 東日本大震災の復興支援として、汚染土壌(ヘドロ、塩水、放射性物質、・・・) の回復に、いわゆる「ファイトレメディエーション」が使えないか?に付いて]

海水被害田畑では、重金属分の増加は僅かで、増加した灰分はほとんど、食塩とその1/10ほどの塩化マグネシウムで占められます。
いわゆる「ファイトレメディエーション」に使う植物は、ふつう、重金属対象なので、ほとんど「不溶化」機構に依存しています。

ところが食塩には「不溶化」は不可能なので、回収機構がまったく異なると思います。
ところで、塩害対策としての植栽の性能には、耐塩性と、塩吸収・貯留性と、を区別しなければいけないわけですが、そのデータは乏しいです。

栽培のためには候補植物の「耐塩性」が不可欠ですが、「塩吸収性」がそれに比例する、との実証はまだありません。
各種草本植物の「耐塩性」数値表は、一応、集めて、趨勢を判断することができました。


[ご提案: もし、汚染物質吸収に有効な植物を植えることができれば、これらの実あるいはセルロースから、バイオフューエルを創り出せます。に付いて]

木本と草本とを比較すると、灰分含有量(バイオマスハンドブックで一覧可能)から判るように、木本の灰分率は草本の灰分率の、1/10レベルです。

  ∴無機塩回収量は、  木本<<草本、  です。

木本の中で例外は、亜熱帯マングローブだけが高灰分です。
(マングローブはかなり草本に近い木本ですが)

したがって、燃料として有利な木本を使う場合、塩吸収はあまり期待できません。それに、食塩を含んだ燃料は燃焼時にダイオキシンを多発するので、 それを回避するためには、高温分解確保の確実な巨大火力に使ってもらうしかありません。(→分散発生源からの集荷がネックに)


[ご提案: 汚染修復の一定期間、国等がこ の土地を借用し、彼らの経営の下に土壌汚染回復農業を行う構想です。 そして、一定期間の土壌汚染回復農業が終了したら畑や田圃を本来の持ち主に返却し、昔と同じ食料基地として活躍頂くのです。
一定期間中、本来の地主さんは、雇用者として賃金 を獲得するので、一石三鳥です。に付いて]

基本的に正しいシステムです。具体的にどんな植物を選び、期間中に何を生産するか、という手段がテーマです。

私は、草本の中で牧草系が「耐塩性」が高いのに注目して牧草栽培→畜産業(労力潤沢な場合)か牧草栽培→放牧(労力不足の場合)か を選択するこ とを提案したいと思います。
数年後に脱塩が進行(0.5%→0.2%)すれば、徐々に「耐塩性」の比較的高い大麦や大根栽培などの農業移行、を進めることができます。

十数年後には(→0.1%)、イネや大豆などが自由に作れるようになるでしょう。 これは、秋の環境技術学会で発表するべく申込しました。
学会発表から政策反映には極めて長期かかりますので、今の津波被害に間にあわせるためには、さんさんコンソで早期に取り上げていただくことが上策 かと思います。

NO8. 11.04.18 匿名

福島原発につきましては、いろいろなところから色々なミッションについて売込みが盛んに行われています。
例えば、フランスのロボットがきたのもそのひとつです。
人道的な観点から援助に来たのではなく完全なビジネスのようです。

東電には、およそ考えられないような、反社会的な人たちも売り込みに余念がないと、聞いています。
我々がそこまで貪欲に動くことはどうかと思いますが、必要なミッションだと思いますのでアプローチを考えたほうが良いと思います。

原発の処理に10年かかります。周辺の環境復帰まで東電は今、考えが回らないとおもいますが、アクションは必要です。

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→ その他
NO3. 11.05.16 岡山散歩人

散歩が趣味で、近隣の岡山県総合グラウンドによく出かけるのですが、遊歩道に木材チップが敷設されていてクッション性がよく、膝や腰に故障を抱えている人でも楽しく散歩できると思います。

今回の震災では大量の木質建築廃材が発生しましたが、極力チップ化して全国の公園の遊歩道に敷設することを提案いたします。

NO2. 11.04.26 匿名

【バイオエタノール製造プラントの建設に付いて】

木質廃材からエタノールを製造するシステムの見学に、本年1月、バイオマス科学会議のポスト・ツアーによって、学会集団として参観しました。
最初、見学受入を渋っていたのを、バイオマス部会幹事が頼み込んで見せてもらったものです。
だからこのプラントに否定的見解をのべるのは心苦しいことですが、敢えて意見を述べさせて頂きます。

今回の様な緊急時において、未だ経済性が確立されていない技術を「被災地」へ提示するのは賛成できません。
開発者のエゴは、この際は自粛して頂きたく。
見学の結果は、未だ実用とはあまりにも遠いものです。
つまり、

●木質の利用率が極端に低い。
ヘミセルロース(=第3成分、<25%)のみを希硫酸に溶解・糖化・発酵して、エタノール化)。
セルロース(=主成分)およびリグニン(=第2成分)は全く希硫酸不溶でした。
したがって木質の75%が残渣として回収され、これは乾燥して燃料として売却 (但し、買い手がつかず)。

繰り返しますが、今は、非常事態での現地復興段階です。
世の中が落ち着いて、現地に於いても余裕が出れば、提案頂く事は非常に良い と思います。
但し、一日も早い実用化へ向けて、研究開発に精進することは必要ですので、 お気を悪くされません様に。

NO1. 11.04.18 匿名
コンクリートのガレキを、海の浅瀬に放り込めば、「漁礁」として活用できる。 環境汚染等のマイナスイメージを持つ方が多いと思うが、ほとんど問題無い。

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